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ブラムッシュ RERで行こう、パリ郊外編

パリに滞在していると、楽しくてたまらない反面、都会の緊張感に疲れたり、排気ガス、人ごみ、愛想の悪いパリ人に息が詰まりそうになることがあります。そんな時は、RERに乗って、郊外に気晴らしに出かけませんか。今回は、半日でお散歩できる、三つの町をご紹介します。

サンジェルマン・アン・レ―( Saint-Germain-en-Laye )

パリ人の憧れの高級住宅街。RER・A線でパリ都心から30分、駅を降りたらそこには広大なChâteauが控えています。こちらは12世紀にルイ6世が城塞として築城したもので、何といっても広大でシンメトリックな庭園が解放感にあふれています。東側はちょっとした展望台となっていて、パリ・デファンスの摩天楼がよく見渡せます。

またこの町は、名作曲家ドビュッシーの生地としても、知られており、生家は現在観光案内所となっています。まあ随分「女たらし」とか、「気難しい」とかで、19世紀のフランス音楽界では疎んじられた方ですが、館内は落ち着いた雰囲気で、楽譜やテーブル、ピアノなども当時そのままで保存されています。

町の中心街は狭く入り組んでいますが、品のよいブティック、カフェ、レストランが並んで、散歩にはちょうどよい規模感です。途中、ぜひChocolatierの「Pascal Le Gac」に立ち寄ってみてください。ショーウィンドウから眺めるチョコレートの装飾物の数々は見ているだけで、余りにも美しく息をのむことでしょう。

フォンテーヌブロー(Fontainebleau)

Melunまで急行にのり、そこでRERに乗り換えて二駅。駅から少し坂を上がると、そこは余りにも広大な宮殿が広がっています。庭園と湖が印象的で、ナポレオンも憧れた、歴代フランス王朝の狩猟地の真ん中に立てられたChâteauに目を奪われます。

フォンテーヌブローの森は大規模で、パリ人のハイキング、トレイルランニング、トレッキングのメッカとなっており、幾百にも及ぶ散歩コースが張り巡らされています。

町の中心街は宮殿まで伸びるまっすぐなメインロードに沿って店が立ち並んでいますが、お腹がすいたら入りたいSalon de Théが「Fréderic Cassel」。何といっても、ミルフィーユが食欲をそそります。

バルビゾン(Barbizon)

フォヌテーヌブローの森を散策したなら、その先に立ち寄ってみたいのはバルビゾン。ちょうど森を向けた西側に静かな村が広がっています。このバルビゾンは、19世紀中頃、ミレーやルソーなどの風景画家が、農村風景に憧れて移住し「バルビゾン」派と呼ばれました。

村はその当時の面影を残しており、中心にあるバルビゾン美術館やミレーの画廊も当時そのままで、整備されて保存されています。

ぜひ日本人なら立ち寄りたいのは、村の中心にある「Hôtellerie du Bas Bréau」というホテル。1971年昭和天皇の訪仏時にランチに立ち寄った由緒ある場所です。いまでも「Salon d’Hiro-Hito」とその名のついたレストランがあり、日本から来たというと、必ず当時召し上がったメニューを薦められるはずです。

フランスでは、9日より午後11時までの外出が解禁され、レストランの店内席の営業も始まりました。また日本からの入国も、陰性証明があるか、接種であれば自主隔離なしでの受け入れも再開されました。パリの郊外をお散歩できる夏も、遠くなさそうです。

書いた人:Monsieur F

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